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大板井の伝統行事「名月さん」
大板井の伝統行事「名月さん」
毎年中秋の名月に行われる「名月さん」


大板井1地区の子供たちが、一般家庭を回って

「名月さんあがりましたかー」

と声をかけ、お菓子をもらう行事です。


もともとは満月に芋などをお供えしていたのだそうですが、お供えの終わった(あがった)ものを子供たちに分け与えたのが始まりとのこと。今ではこの日を楽しみにしている子供たちのために、スナック菓子やチョコレートなどのお菓子をご用意されているそうです。

子どもたちもこの行事をとても楽しみにしており、嬉しそうに地域を駆け回っていました。
お菓子詰め合わせ
名月さんあがりましたかー?
名月さんあがりましたよ
走って回る子供たち
名月さんに参加している子供たちは、みな一様に大きなカバンを抱えています。それでも多くの家庭を回る子供たちは、このカバンに入りきれないほどのお菓子をもらってくるのだとか。

行事に参加できるのは、小学生までの子供たちですが、6年生ともなると「イイお菓子を出す家」や「必ず置いている家」を覚えているらしく、そこを重点的に回っているそうです。


驚いたことに、ミカン収穫用の三輪車で回る子も!カバンの中ももうお菓子でいっぱいです。

子供たちがどれだけこの行事に必死になっているかが伝わってきます。
おかしうれしい!!
たくさんのお菓子
三輪車でまわる子も!
なんと、お芋をお供えしているところもありました!古き良き日本という感じがして、とても風情がありますね。
お芋をお供え
取材中、家主の方が子供たちにお菓子を渡しながら、楽しそうにお話しする姿を何度も目にしました。人とのつながりが稀薄になりつつある昨今、地域を上げて子供たちと関係を持つ機会となるこの行事は、とても素晴らしいものに感じます。

古くから伝わるこの行事が、子供たちや地域全体の幸せにつながっているのでしょう。
素敵な繋がり



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