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如意輪寺火渡り(平成28年1月17日)

 如意輪寺で毎年1月17日に行われる火渡りの行に行ってきました!

 「火渡りの行」とは修験道や仏教に伝わる儀式のひとつで、如意輪寺で行われる火渡りは、ヒノキの枝葉を積み上げた護摩壇で、祈願を書いた護摩木を焚き上げ、燃え落ちた灰の上を裸足で歩いて一年間の無病息災を祈ります。

小郡市観光協会サイトでも、如意輪寺の火渡りの様子を掲載しています。
1月 如意輪寺 火渡り(外部リンク) 


 

如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り

 

如意輪寺火渡り

 如意輪寺には県内外から多くの参拝客がいらっしゃいました。
 臨時の駐車場も周辺に数か所整備され、車で来られる方々も安心して参拝できます。

 境内には護摩壇が設えられ、火渡りを待つ方、ベストショットを狙うカメラマンの方々が、雨天にもかかわらず1時間以上も早くから待機されていました。

 山伏の装束を身にまとった僧侶たちが、護摩壇の周り四方を囲った中で、弓矢、刀、斧を用いて儀式を執り行いました。
 そして、松明を使って護摩壇に火を点けると、始めはくすぶっていた煙が、もくもくと天高く立ち上がり、境内いっぱいに白い煙が立ち込めました。
 その様子はとても幻想的で、まるで雲の中にいるような感覚を受けました。
 護摩壇の煙は普通の焚き火にあるような焦げ臭さはありません。
 また煙にはご利益があるそうで、皆さん、頭や体いっぱいに煙を被っておられました。 


 

 くすぶっていた煙が、こんなに壮大な炎に変化しました。
 護摩焚きは、人々の煩悩を燃やし、厄除けや祈願をするものです。
 私たちは日々、大小さまざまなことで数え切れないほどの悩みや迷い、欲を抱きながら毎日生活しています。
 揺れる炎を眼におさめて、人間が抱えている煩悩を改めて見つめてみるのもよいのではないでしょうか。

如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り

 

 護摩を焚き終えたら、いよいよ火渡り行が始まります!
 僧侶達が均した護摩壇の灰の上を歩きます。

 (「心頭滅却すれば火もまた涼し」とはいうものの、あんなに激しく燃えていた炎の後だと熱いのでは?)
と思いましたが、小さなお子さまも裸足になって元気よく歩いていました。
 かなりの参拝客がいらっしゃいましたが、僧侶の皆さまが整理されておられましたので、混雑することなく、次々に火渡りの列は進みました。

如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り
如意輪寺火渡り
 
 
 
 

 

 火渡りは裸足で歩かなくてはなりませんが、毎年参拝される方に伺ったところ、足拭き用にあらかじめ濡れたタオルなどを持参するとよいそうです。
 バケツに入れた水や柄杓も用意されていますが、なんといっても参拝客が多いので、自分で用意しておいたほうがいいでしょう。
 火渡り行を終えた参拝客には、住職のご好意でお弁当がふるまわれるそうです。

 この日は住職と山伏姿の僧侶達が隣の素戔嗚神社で読経を上げたり、仏教と神道が混在していた時代の名残を垣間見ることができました。
 壮大な法螺貝の響きに心が引き締まり、歴史が長く、年の始めに相応しい行事でした。 
 参拝された方々や地域の方々の一年は健やかに、厄災なく過ごしていけることでしょう。




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