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薩摩街道松崎宿と旅籠油屋 特別展に行ってきました!


さて、朝晩が涼しくなり秋らしくなってきた今日この頃、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
ワタコ.pngでございます。


何度かこれまで油屋復原工事の様子を取材し、その様子をお伝えしてきました。

そんな油屋に関する特別展が小郡市埋蔵文化財調査センターで開催中ということで、早速その様子を覗きに行ってまいりましたので お伝えしたいと思います。どうぞ!

 


 

さて今回の特別展は、松崎とその近辺地域や同じく宿場町であった横隈から発掘された出土品、油屋解体時に出てきた年号が入った建築材、その他に松崎や油屋に関係するものが展示されています。

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また展示と同時に解説用のパネルも設置されており、松崎の歴史、「油屋」のはじまりや現在の保存復原にいたるまでを学び知ることができます。

その中で大変興味深いものがありましたので、いくつかご紹介したいと思います。

 


 

さて、この木箱は何だかわかりますか?

これは輪島塗りのお椀を入れる木箱で、「文久(ぶんきゅう)元(一八六一)酉(とり)秋 油屋喜平」、「拾人前(じゅうにんまえ)」と書いてあります。これは油屋家主の喜平さんが宿泊客用に購入したものです。

輪島塗の器を10人前も揃えるとは、油屋は大変繁盛していたのですね。

    


次にご紹介したいのがこれらの壺です。 

これは「胞衣壺(えなつぼ)」と言って、出産時に排出された胎盤を入れておいたものなのだそうです。
この胞衣壺は家の間口や土間に埋められ、人に多く踏まれることで生まれてきた子どもが健やかに育つと考えられていた風習の一つなのだとか。

とても神秘的な風習ですね。



最後に今回の目玉とも言える展示品で この5枚の大盃です。

この大盃は朱色と金色が美しく立派なもので、あの西郷隆盛さんが使用したのではないかと伝えられています。

これは実際に足を運んで、是非このサイズ感を見て感じて頂きたいと思います!



この他にも特別展では、油屋大工さんが建材に描いた象の落書き、油屋が食堂だったころのマッチなど、大変興味深いものが展示してありますので、一見の価値アリですよ!



 


 

この特別展は10月28日(日)まで行われています。

そして 9月22日(土)は復原工事の一般公開、9月29日(土)は油屋をスタート地点とするハイキングが行われます。これらのイベントの前に、まずは特別展で油屋の予備知識を入れてから参加してみると、また違った発見があるかもしれませんね!


薩摩街道松崎宿と旅籠油屋 特別展(サイト内リンク)




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