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第3回 筑後松崎ひなまつり

小郡市松崎の旧旅籠「油屋」にて開催されている、「第3回筑後松崎ひなまつり」を見学させて頂きました。

今年で3回目となる「ひなまつり」。
メイン会場は、旅籠「油屋」の母屋です。
母屋は、今年の夏の修復で取り壊される為、現在の状態で見学できるのは今回が最後になるそうです。

また、母屋の隣に建つ今年復元されたばかりの「中油屋」にも飾ってあります。

入り口から入ってまず目に入るのは、立派な七段飾り。
他にも、現在では珍しい昭和初期の「箱雛」、「御殿飾り」など、見ごたえ十分。
人形のお顔も時代によって変化があるのが分かりました。 

その一部ですが、ご紹介したいと思います。


最初に目に入る7段飾り。着物も雛道具も豪華。

随臣(ずいじん)。右大臣・左大臣ですね。

精巧な作りの「御所籠」。

「箱雛」という独特のひな人形です。お内裏様とお雛様が別々の木箱に入っており、蓋をするとそのまま収納できます。
(昭和16年頃のもの) 

階段を上がって2Fの展示スペースへ。

京の御所に見立てた「御殿飾り」。明治・大正時代を通して京阪神間で人気があったそうです。

昭和28年頃のもの

昭和34年頃のもの

昭和8年頃の「箱雛」。
何か話しかけてきそうですね。

こちらは昭和7年頃の「箱雛」。金屏風が鮮やかで、着物の保存状態も大変良く、古さを感じませんでした。

建設当時からの柱がそのまま残っています。

この「御殿雛」は、昭和21年頃北九州で飾られていたそうです。

大正時代から今も続く、「幸一光」の作品。

油屋の2Fの土壁。
壁土は今年の夏の解体時に剥がして洗浄し、復元時に再利用されます。

次は、隣に建つ「中油屋」へ。

立派な門をくぐると、お出迎えが。

「中油屋」では1基の平成のひな壇が飾られていました。

その横にひっそりと置かれた日本製のレトロなトランク。当時の庶民は風呂敷を利用していたことを考えると、とても高価なものだと思われます。

開けていただくと、内側は布張りになっていて、ポケットがついていました。

トランクの中には、12個の手作りの干支飾りが。こちらは「犬」です。今年の「羊」も飾られています。

 


以上、「筑後松崎ひなまつり」の様子でした。

江戸時代の旅籠の雰囲気と懐かしいお雛様を堪能でき、まるでタイムスリップしたような気分になりました。
保存会の方からは、裏庭に残る五右衛門風呂のことなど、「油屋」について色々と教えていただきました。

 

このイベントは、4月3日(金)まで開催されています。
レトロな気分を味わいたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

期間 : 2015年3月21日(土)~4月3日(金) 午前10時から午後3時まで      

場所 : 福岡県小郡市松崎 旧旅籠油屋座敷(中油屋)      
     ※駐車場は道路を挟んで油屋正面にあります。 


そして、近くの「桜馬場」は間もなく桜のトンネルのシーズンを迎えます。合わせてお楽しみください。
開花情報はこちら→おごおり 「桜」の開花情報 




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