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『ONE~世界を変える少女~』小郡音楽祭制作市民ミュージカル
ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~
 

平成27年12月19日、第24回小郡音楽祭メインステージ 小郡音楽祭制作市民ミュージカル 『ONE!~世界を変える少女~』のゲネプロを見せて頂きました。


『ONE!~世界を変える少女~』は14歳でノーベル平和賞を受賞したパキスタンの少女、マララ・ユフスザイさんを題材にとったミュージカルです。

 

【あらすじ】
厳格な教義の考え方に基づき、軍事的な力により女子教育を認めないという動きが広がるパナスタン国。
女子学校を経営するアルシャッドにもその圧力が…。
その学校通うアルシャッドの娘アイラは、学ぶ機会が奪われている現状を海外メディアへの投稿により訴え続ける。
そんな中、パナスタンに仕事で赴任した日本人大使の家族で、アイラの活動を知った同世代の女の子がアイラの会いに行く。日本と違う教育環境に驚くことばかり...
交流が深まるところに、アイラを狙う銃口が…。
(公演案内より)

 

小郡音楽祭HP
小郡音楽祭制作市民ミュージカル 『ONE!~世界を変える少女~』

 

 
 
ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~

アイラはパナスタンに住む心優しく、勤勉な少女です。
パナスタンはシャゼム教の厳格な戒律によって、女性の権利や教育に厳しい制限が設けられていました。
アイラとアイラの父親で教師のアルシャッドは、 パナスタンの女性たちに学びの機会を作り、女性たちの権利の開放を訴えたり、パナスタンの平和を願い、海外のメディアに投稿するなどの活動を行っていました。

ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~

パナスタンはシャゼム教のテロリストグループ、ラムゼラが跋扈し、国内ではテロによりたくさんの人が死傷していました。
ラムゼラはシャゼム教の戒律のもとに、人々を弾圧し、特に女性が学んだり行動する自由を奪っていました。
パナスタンの女性たちは学校で教育を受けることができず、読み書きができない人が大勢いました。

女性に教育を受けさせ、女性の権利向上を訴えるアイラとアルシャッドの活動は、シャゼム教にターゲットにされているかもしれないと警察の忠告を受けましたが、二人はテロの圧力に屈せず、女性たちに勉強を教える活動を続けていきます。

ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~

パナスタンの日本大使館には3人の大使の娘達がいました。
飯沢日本大使は、孤児院から3人の女の子を引取って養女に迎え、家庭教師をつけて育てていました。 
なんでもあって、なんでも自由にできる日本と違い、パナスタンは大使館から外に出ることができません。

三姉妹は退屈で退屈で、とうとうある日大使館から抜け出してしまい、街をさまよっている時に学校にたどり着き、アイラに出会いました。 
自由の国日本からやってきた三人娘と、何もかも制限されて、厳しい生活をしているアイラたちは、お互いの国の話をします。
日本の子どもたちは、男女とも義務教育制度によって学校で勉強ができることに、パナスタンの人々はうらやましいと言います。
自由がなく、教育も受けられず、テロにおびえて暮らしているパナスタンの人々の状況に三人娘はとても驚きました。

大使館から抜け出した三人娘を探しに学校にやってきた飯沢大使は、アルシャッドと意気投合し、友達になりました。
飯沢大使はパナスタンの情勢不安について日本政府に呼びかけて何とかしたいと考え、日本へ行こうとしたその時…

飯沢大使はラムゼラに襲われ、拉致されてしまいました。 

ラムゼラは各地でテロを起こし、たくさんの人が殺され、傷つき、そして飯沢大使までも拉致されて、アイラたちはうちひしがれます。
パナスタンの平和になり、みんなが教育を受けて自由に暮らせる日がやってくるのだろうか。
自分は何をしたらいいんだろうか。
アイラとアルシャッドは苦悩します。

そして、アルシャッドの学校にやってきたラムゼラの銃口がアイラを狙いました。 

ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~

銃撃を受けたアイラは命は取り留めたものの、頭部に重傷を負いました。
家族はもちろん、学校の仲間が悲しみにうちひしがれているとき、パナスタン政府や、外国からアイラのために支援の手が差し伸べられ、アイラはイギリスに渡って怪我の治療を受けます。

ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~

『武器を捨ててペンを取りましょう』
『本とペンが世界を変える』
『人には平等に生きる権利がある』
『学ぶことは人間にとって最高の贈りものです』 

パナスタンの人たちのためにいつも一生懸命に考えていたアイラ。
そんなアイラの回復を願う人々の思いが早く届きますように…。 

ONE!~世界を変える少女~

アルシャッドは、拉致された飯沢大使の身代わりになろうと、ラムゼラに申し出ました。
しかし、ラムゼラはアルシャッドの申し出に応じず、さらにアルシャッドを傷つけようとします。 

ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~

アルシャッドが傷を負ったその時、回復したアイラが現れました。
アイラはテロリストたちに平和と自由の大切さを訴えます。
アイラの心が少しずつ通じてきたのか、
「俺たちだって戦いたくてやってるわけじゃない」

 ラムゼラのメンバーはアイラの訴えに応じて、拘束されていた飯沢大使を解放しました。

ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~

アイラも、大使も、家族や仲間のもとに戻ってきました!
みんなで喜んでいる時、アイラがノーベル平和賞を受賞したと知らせが届きます。
14歳の少女、アイラがいつも考え、行動を起こしてきた女性へ教育を受けさせる必要性や平和への訴えが世界中の人々の心を打ったのです。

ONE!~世界を変える少女~
ONE!~世界を変える少女~

『武器を捨ててペンを取りましょう』
『本とペンが世界を変える』
『人には平等に生きる権利がある』
『学ぶことは人間にとって最高の贈りものです』 
『女性の権利を認めさせよう』
『子どもに教育を受けさせよう』
『人が変われば地域が変わる』
『地域が変われば国が変わる』
『国を変えるには教育が大切』 

日本では当たり前のように教育を受けられますが、世界中には教育を受ける自由さえない地域がたくさんあります。

アイラのモデルとなったパキスタンの14歳の少女、マララ・ユフスザイさんが、女性が教育を受ける必要性、世界の平和を訴えることによって、世界の人々がこのような状況があることを知りました。
 

日本では教育は義務と捉えられますが、自由に読み書きし、自由に本を読める環境で暮らしていることは、とても恵まれていることです。
この環境を大切にして、もっと多くの人々が教育を受けられる環境が広がっていくことを願います。

この日は開演前日の通し稽古で、出演者やスタッフの方々が立ち位置や目線を確認しながら、本番に向けて練習されていました。
会場いっぱいに本番とは違う緊張感で満ちており、素晴らしい作品を作り上げる過程を見せて頂きました。
貴重な機会を与えてくださった出演者とスタッフ、関係者の皆さま、本当にありがとうございました! 

ONE!~世界を変える少女~



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